こちらではお薬手帳をさらに便利にお使い頂くためのツールをご紹介します。
お薬手帳はクリニックや薬局で記入してもらうだけではなく患者さんご自身が自分の体調や自己測定した値を記録しておいて普段の健康管理や医療機関へ普段の調子を伝える手段としても利用することが出来ます。
各リンクからダウンロード出来るPDFファイルを印刷後切り取りお薬手帳に貼ってご利用ください。
検診等で少し血圧が高めと注意されたことがあったり、現在降圧剤による治療を受けていらっしゃる方の中には毎日ご自身で血圧を測定している方もいらっしゃるかと思います。また定期的に通院されている方では血圧手帳をお持ちになってクリニック等で血圧を記録してもらっている方もいらっしゃることと思います。手帳の数が増えてしまって持っていくのが大変といった場合には、この用紙をお薬手帳に貼って記録を一元化することが出来ます。
糖尿病と診断されて血糖降下剤やインスリンの自己注射をなさっていらっしゃる方の中には、毎日ご自身で血糖を測定している方がおられることと思います。糖尿病手帳やご自身の手帳に記録をされている方を薬局でお見受けしますが複数の手帳管理は大変です。この用紙を利用して一冊の手帳であなたの健康や医療記録を管理しましょう。
病院やクリニック等での血液検査の結果等も工夫をしてこの用紙に記録をつけることで経時的な血糖の変化をわかりやすく見ることが出来ます。
お子さんが産まれたばかりの頃はミルクをあげた時間やおむつを交換した時間などを記録するノートのようなものを付けていらっしゃったお母さんも多いのではないでしょうか。そういう視点でお子さんの具合や様子等を医師や薬剤師にお伝え頂くことにご利用ください。発熱だけでなく下痢をしたときのトイレの回数や睡眠時間、もどしてしまっている時などはその回数や量などなど、様々な様子を記録してお使いください。
こちらの用紙は上記以外にも使えるように作成したものです。いろいろな使い方をすることが出来ることと思います。ご自身で気になる血液検査の項目や、医師や薬剤師から注意したほうがよいと言われたような検査項目などをご記入して頂くと良いかと思います。
この自由メモは貴方のアイデア次第でどんな風にお使い頂いても結構です。たとえば、健康日記のように毎日体調をメモって頂いてもいいでしょうし体調の悪かった日の記録としてご利用頂いてもよろしいかと思います。
また、次回の受診予約日をメモっておいたりといった使い方も良いのではないでしょうか。いろんなアイデアでご自由にお使いください。
Illustrations by 村上綾